収蔵品

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無言館

『祖母の像』 蜂谷 清(はちや きよし)
1923年、千葉県生まれ。高等小学校を卒業後、銀座松原工房に勤務。召集をうけ佐倉連隊に入営し、満州(現・中国東北地方)に出征。1945年、フィリピン・レイテ島にて戦死。享年22歳。 530×457
『柑橘實る頃』 須原忠雄(すはら ただお)
1916年、静岡県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を繰り上げ卒業。三島野戦重砲兵連隊に入隊し、満州(現・中国東北地方)に駐屯。1946年、抑留先のシベリア・マンゾフカで戦病死。享年29歳。 2720×1960(300号)
『静子像』 佐久間 修(さくま おさむ)
1915年、熊本県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科を卒業。熊本県立宇土中学校に美術教師として勤務。1944年、長崎県大村市の海軍航空廠でB29の空襲をうけ爆死。享年29歳。 270×215
『飛行兵立像』 大貝 彌太郎(おおがい やたろう)
1908年、福岡県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科を卒業。長崎県内の中学校、そして長崎地方航空機乗員養成所で美術教師として勤務。1946年、喉頭結核により病死。享年38歳。 1167×909
『霜子』 中村 萬平(なかむら まんぺい)
1916年、静岡県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科を卒業。中国・華北に出征。1943年、蒙古連合自治政府巴彦塔拉盟武川県において戦病死。享年26歳。 896×644
『家族』 伊澤 洋(いざわ ひろし)
1917年、栃木県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科在学中に入隊。満州(現・中国東北地方)に出征。1943年、東部ニューギニアにて戦死。享年26歳。 730×908
『裸婦』 日高安典(ひだか やすのり)
1918年、鹿児島県種子島生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科を繰り上げ卒業。満州(現・中国東北地方)に出征。1945年、フィリピン・ルソン島にて戦死。享年27歳。 730×504
『和子の像』 太田 章(おおた あきら)
1921年、東京都生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を繰り上げ卒業。満州(現・中国東北地方)に出征。1944年、満州牡丹江省東寧­にて戦病死。享年23歳。 1230×697

無言館第二展示館

『自刻像』 片岡 進(かたおか すすむ)
1920年、大分県生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科塑造部を繰り上げ卒業。満州(現・中国東北地方)に出征。1944年、フィリピンへ向かう途中、バシー海峡において戦死。享年24歳。 1944年/石膏?(セメント?)/像高423/入営前日に制作
『釣人のいる風景』 丸尾 至(まるお いたる)
1920年、東京都生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)文学部美術史学科在学中に東部第6部隊に入隊し、北支に出征。1945年、満州(現・中国東北地方)吉林省において戦病死。享年25歳。 水彩・紙 293×375